ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 水族館 | 生き物 2018年10月05日
ホテイウオとザラビクニン
魚津市の魚津水族館は5日から、同館で今年生まれた富山湾の深海魚ホテイウオとザラビクニンの赤ちゃん(幼魚)を展示する。ホテイウオの幼魚の展示は同館では初めて。
ホテイウオは富山湾の水深約300メートルに生息し、冬に産卵のために水面近くに浮上する。展示する6匹は3月31日にふ化した。体長2.5センチ。尾を体にくっつけ、丸々した姿が愛らしい。今年初めて展示できるサイズまで育った。
ザラビクニンは水深300メートル以下の深海にすみ、成魚が底引き網にかかることがある。展示する100匹は9月9日にふ化し、体長は約1.5センチ。つぶらな瞳がキュートだ。
飼育員は「両方とも小さく、かわいらしい。目をこらして見てほしい」と呼び掛けた。 (松本芳孝)