ジャンル・エリア : 展示 | 石川 2019年01月23日
旅をテーマにした書籍の展示会「哲学する本棚」が、かほく市の県西田幾多郎記念哲学館で開かれている。館内の地下ホワイエにこたつが設けられ、のんびりと読書を楽しめる。3月10日まで。入場無料。
旅関連の本展示
来館者の滞在時間を延ばそうと同館は、天気の良い日に吹き抜けの天井から日も差すホワイエにこたつを置き、読書空間にする企画を一昨年から続けている。
今回は西田の書籍や絵本など91冊を「人はなぜ旅をするのか」「日常から逃げ出そう」など6つに分類し、置いている。貸し出しはしていない。同館専門員の中嶋優太さんは「展示してある本を手にゆっくりと過ごしていただければ」と話している。
開館は午前9時~午後9時。月曜休館。2月10日と3月10日には「ふるさとって何だろう」「人はなぜ旅をするのか」とそれぞれ題した「哲学カフェ」も開く。ともに午後1時半から。定員は各15人。参加無料。申し込みが必要で先着順。(問)同館076(283)6600 (島崎勝弘)