ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 水族館 | 生き物 2019年04月12日
魚津水族館は11日、珍種のカニ「ツバサコブシガニ」を日本海側で初めて確認したと発表した。同日午後5時現在、生きており、13日から展示する。
脚を広げた全幅が約3センチの雌。3月23日朝、魚津市沖、水深約100メートルの刺し網で捕獲され、同館に運ばれた。
甲羅の一部が盛り上がり、翼のように見えるのが特徴。盛り上がった甲羅の中にはえらがあるという。
同館によると、神奈川県の相模湾から九州までの太平洋岸やサモア諸島、オーストラリア東南部で確認例がある。
(松本芳孝)