ジャンル・エリア : まちおこし | 三重 | 花 2019年09月27日
いなべ市員弁町上笠田の畑で、約40万本のヒマワリが見頃を迎えた。黄色に染まった景色を楽しむことができる。
市唯一の高校、いなべ総合学園の生徒が発案した町おこし企画「い~な ひまわりプロジェクト」事業の一環。3年前に次代のアイデアを生かそうと、市が同校を対象に募った施策コンテスト「イナコン」で最優秀賞に選ばれ、今年で3回目を迎えた。
町内に多い休耕中の田畑を生かし、多くの人に来てもらおうと毎年同校の生徒や地域住民が取り組んでいる。8月上旬に約3.5ヘクタールの畑に種をまき、地元の農家組合の協力のもとで育てた。畑は三岐鉄道北勢線沿いで、近くをヒマワリと同じ黄色の電車が走るため、全国の鉄道ファンにも人気を博している。
市の担当者は「県外からも多くの方に見に来ていただきたい」と話している。ヒマワリの見頃は10月初旬ごろまで。市は「畑に駐車場がないので、許可を受けているイオン大安店(同市大安町高柳)の駐車場を利用してほしい」と呼び掛けている。
(磯部愛)