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【岐阜】奥飛騨酒造で17日蔵開き 下呂・金山

ジャンル・エリア : イベント | グルメ | 岐阜 | 特産  2019年10月31日

初めての蔵開きイベントをPRする高木さん=下呂市金山町の奥飛騨酒造で

初めての蔵開きイベントをPRする高木さん=下呂市金山町の奥飛騨酒造で

 下呂市金山町の老舗酒蔵「奥飛騨酒造」で11月17日、1720年の創業以来初めて蔵開きイベントを開催する。今年の新酒を振る舞うほか、飲み比べ、地元のグルメ販売、日本酒講座など多彩な内容で清酒ファンをもてなす。

 創業300年を前に、蔵人らと清酒ファンの交流を深め、同社の酒造りを知ってもらおうと企画した。当日は午前9時半から、新酒ができたことを告げる杉玉上げをした後、同社の出荷場をメイン会場に午前10時から午後3時までイベントを開く。

 飲み比べでは11枚つづりのチケット(1000円)を購入し、配られたおちょこで同社の清酒十数種類を楽しめる。この日のために造った限定酒も販売。午前11時と午後1時の2回、日本酒講座(30分間)も開く。参加は午前10時半から受け付け、定員は各回先着20人。

 このほか、唐揚げやパン、五平もちなど地元のグルメを提供する。午前中は岐阜市のバイオリニスト浜島秀行さんの演奏会もある。

 地元のまち歩きツアー「筋骨巡り」(30分間)もガイドの案内で無料開催する。午前10時45分、11時45分、午後1時の3回あり、定員は各回先着15人。参加は午前10時半から受け付ける。

 同社の営業担当、高木梨佐さん(29)は「奥飛騨酒造のことをもっと知ってもらい、ファン層を拡大していきたい」と話していた。(問)奥飛騨酒造=0576(32)2033

 (吉田幸雄)