ジャンル・エリア : 動物 | 生き物 | 静岡 2019年11月18日
浜松市動物園(浜松市西区)は17日、7月に生まれた双子のレッサーパンダの命名式を開き、「アラタ」と「ミライ」に決定したと発表した。
2匹はチイタ(雄、11歳)とキララ(雌、5歳)との間に生まれた。飼育員の梅田智彦さん(48)=浜松市西区=によると、同園でレッサーパンダの繁殖に成功したのは25年ぶり。動物園の新たな未来を切り開いてほしいとの思いからこの名を付けた。
命名式では梅田さんが、「背中の真ん中から色が白くなっているのがミライ」と見分け方を説明。ミライは母キララと一緒にいることが多く、アラタはマイペースな性格だという。リンゴで作ったケーキのプレゼントもあり、仲良く食べている2匹の姿を、詰め掛けた来場者がカメラに収めていた。
2匹は順調に成長して体重も増え、アラタは3キロ、ミライは2.5キロになった。繁殖の関係で、母子がそろって見られるのは来年冬ごろまで。
(糸井絢子)