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【愛知】赤ちゃんアナグマ、双子でじゃれ合う 豊橋、のんほいパークで公開

ジャンル・エリア : 動物 | 愛知 | 生き物  2020年07月02日

5月に生まれたニホンアナグマの双子=豊橋市ののんほいパークで(市提供)

5月に生まれたニホンアナグマの双子=豊橋市ののんほいパークで(市提供)

 豊橋市の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で、5月に生まれた双子のニホンアナグマが今月から公開されている。

 雄のチクワと雌のヤヨイの間に誕生。性別は分かっていない。チクワはヤヨイの妊娠後の3月に老衰で死んでおり、2匹は現在、母子の3匹で暮らす。

 誕生時は5センチほどの体長だったが、今では15~20センチに。展示室内に巣の代わりに設置されている土管の中でじゃれ合う双子の姿を見ることができる。

 ニホンアナグマは本州以南の丘陵地に分布するイタチの仲間。豊橋市内にも生息しているという。穴掘りが得意で、成長すると約20メートルのトンネルを掘って生活する。

 園の担当者は「愛嬌(あいきょう)があった父親のチクワのように、人気者になってほしい」と話す。2匹は名前がまだなく、今月中に飼育員らが決めるという。 (斎藤徹)