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【富山】シロエビ漁遊覧船 あすから 新湊で漁師団体が発足

ジャンル・エリア : 乗り物 | 富山 | | 特産  2020年07月16日

富山湾しろえび俱楽部を発足した(左から)野口和宏さん、松本隆司さん、縄井恒さん=射水市の新湊漁港で

富山湾しろえび俱楽部を発足した(左から)野口和宏さん、松本隆司さん、縄井恒さん=射水市の新湊漁港で

 新湊漁協(射水市)の若手シロエビ漁師による任意団体「富山湾しろえび俱楽部」の発足式が15日、同市の新湊漁港であった。17日から同市の新湊漁港沖で、漁を間近で見学できる遊覧船の運航を始める。

 しろえび俱楽部は、シロエビの知名度アップを目指し、シロエビ漁師の松本隆司さん(48)、野口和宏さん(42)、縄井恒(ひさし)さん(42)が立ち上げた。遊覧船の運航のほか、会員制交流サイト(SNS)などによるシロエビ漁のPRも行う。

 発足式は4月に行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期していた。漁師や夏野元志市長、協力団体の関係者ら約30人が出席。松本さんが「シロエビのおいしさはもちろん、持続可能な漁業への取り組みもPRする。1人でも多くの人にシロエビの魅力を知ってもらえるよう、精いっぱいまい進します」とあいさつした。

 遊覧船は俱楽部のホームページから予約できる。利用料金は大人5000円、小中学生が3000円(いずれも税込み)。新湊漁協所属のシロエビ漁船は9隻が交代で出漁しているため、休漁中の船を遊覧船として活用する。 (小寺香菜子)