ジャンル・エリア : 展示 | 文化 | 甲信越 | 鉄道 2020年11月30日
木祖村内唯一の鉄道駅「薮原駅」の開駅110周年を記念した写真展が、同村の味噌川ダム防災資料館で開かれている。12月13日まで。
村観光協会が主催。2010年の開駅100周年記念イベントの際に村民から提供された103枚をスキャナーで読み取り、拡大印刷した写真が並ぶ。開業時の駅舎も収めた写真集「木祖村の100年」も展示し、かつての薮原駅や周辺のにぎわいを見ることができる。
8つのテーマに沿い、出兵する人たちを写した「駅と戦争」や、1966年に始まった複線電化の工事風景を集めた「鉄道の変遷、複線電化」など、時代の移り変わりが感じられる。
観光協会は来年度、開駅111周年を記念したイベントを駅周辺などで開催する予定。圃中登志彦専務理事(60)は「写真展をきっかけに駅への愛着を育んでくれれば」と話す。
開場は午前10時から午後4時。入場無料。水曜休館。