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【静岡】「がくてつ機関車ひろば」21日オープン 富士・岳南富士岡駅

ジャンル・エリア : 乗り物 | 鉄道 | 静岡  2021年08月19日

再塗装され、駅構内の側線上に展示されている電気機関車

再塗装され、駅構内の側線上に展示されている電気機関車

 富士市のローカル私鉄・岳南電車は21日、岳南富士岡駅構内に、貨物営業をしていた時代に活躍した電気機関車4両を再塗装するなどして展示した「がくてつ機関車ひろば」をオープンする。新型コロナウイルス禍で乗客数が落ち込む中、新たに人を呼び込む観光スポットにしたい考えだ。 (佐野周平)

 同線はかつて、沿線の工場の荷物を貨物列車で運んでいた。2012年に貨物営業を終了して以降、昭和期に製造された4両の機関車は、同駅構内に野ざらしで保管されていた。

 車体は、塗装が色落ちし、茶色くさび付いていたため、地元のボランティア団体が再塗装。赤やあずき色の鮮やかな姿によみがえった。実際に走りはしないが、少しでも当時の雰囲気を再現しようと、鉄道愛好会が車体を整備し、汽笛を鳴らしたり前照灯を点灯させたりできるようにした。

戦前に製造された電気機関車も塗り直され、きれいなあずき色に=いずれも富士市の岳南富士岡駅で

戦前に製造された電気機関車も塗り直され、きれいなあずき色に=いずれも富士市の岳南富士岡駅で

 4両の機関車は、営業運転している電車の線路と、フェンスを挟んだ向かい側の側線上に展示してある。訪れた人たちが自由に立ち入れる区域にあり、無料で見学や記念撮影ができる。イベント開催時は運転席に入れるようにし、夜にはライトアップもする。担当者は「いろんな人の協力があったからこそ実現できた」と喜ぶ。

 21日には記念イベントを開き、運転席を自由に見学できるほか、売店で記念グッズを販売する。現役運転士が電気機関車の外観や車内を案内する「機関車ミニガイド」は時間を分けて複数回開催する。

 20日から県に緊急事態宣言が発令されるため、検温や消毒を行い、参加を少人数に絞り込むなど、対策を講じるという。要予約。参加料は800円で、売店で使える500円分のクーポン付き。

 22日以降も土日に「機関車ミニガイド」など各種イベントを催す。(問)同社=0545(53)5111

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