ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 甲信越 2022年03月18日
寒天メーカーの伊那食品工業(伊那市)が、市内のかんてんぱぱガーデン隣接地に建設を進めてきた複合型商業施設「monterina(モンテリイナ)」が完成し、18日にオープンする。全国各地からこだわりの商品を集めた「食のセレクトショップ」。年間40万人が訪れる観光エリアかんてんぱぱガーデンの新たな集客拠点として、地域のにぎわいの創出を図る。(中沢稔之)
鉄骨2階建て延べ床面積約2320平方メートル。1階はサンドイッチやスイーツを販売するイートイン専用カフェと、全国各地から厳選して仕入れた海産物加工品や乳製品、菓子、地元産の青果など約1200品目を取りそろえたマルシェ、グループ会社の米沢酒造(中川村)の直売店を整備した。
2階には、デザイン性に優れた生活雑貨を取り扱うショップを開設。会議やダンスレッスンなど多目的に利用できるスペースも設けた。施設南側にはドッグランを併設した。
17日に報道機関向けの内覧会があり、塚越英弘社長は「わくわくする、楽しめる店を目指す。まちづくりは企業の使命。地域の人もここに訪れた人もハッピーになるような、かんてんぱぱガーデンにしていきたい」と話した。
営業時間は18~21日が午前10時~午後6時(20日は正午から)、22日以降は午前9時半から。年末年始を除き無休。