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【愛知】色つややかに1万株開く 稲沢・性海寺などで「あじさいまつり」始まる

ジャンル・エリア : まつり | 愛知 | 神社・仏閣 |   2022年06月02日

色とりどりに咲くアジサイ=稲沢市の大塚性海寺歴史公園で

色とりどりに咲くアジサイ=稲沢市の大塚性海寺歴史公園で

 稲沢市大塚南の大塚性海寺(しょうかいじ)歴史公園と、隣接する性海寺で1日、「第31回稲沢あじさいまつり」が始まった。約90種類、1万株のアジサイが、色とりどりに咲き誇っている。19日まで。

 新型コロナウイルスの影響で中止が続き、3年ぶりの開催。寺の住職で実行委員会長の鵜飼五大(いつお)さん(74)によると、例年より開花が少し早く、既に見頃に近いが遅咲きの品種もあるため期間中は楽しめる。

 午前10時~午後4時は、市特産のギンナンを使った和菓子などを販売する日替わりのブースを設ける。土、日曜は公園内の枯れ山水にアジサイを水に浮かべた瓶が並ぶフォトスポットが登場。30日まで、写真コンテストも実施している。

 友人と訪れた一宮市開明の女性(74)は「見頃には少し早いかと思ったけれど、咲き始めだから色が鮮やかできれい」と喜んでいた。会場は名鉄国府宮駅からタクシーで5分、JR稲沢駅から10分。(問)市商工観光課=0587(32)1332

 (寺田結)