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【三重】板倉風の自販機、関宿のカフェに登場 映えスポットに

ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 三重 | 文化  2022年07月12日

板倉風の外観にラッピングした自動販売機。側面に潜む忍者と服部さんが手でハートをつくる=亀山市関町新所で

板倉風の外観にラッピングした自動販売機。側面に潜む忍者と服部さんが手でハートをつくる=亀山市関町新所で

 亀山市関町新所のカフェ「茶蔵茶房」の敷地内に、カフェの外観と同じ板倉風のラッピングを施した自動販売機がお目見えした。伝統的な町屋が立ち並ぶ旧東海道関宿の景観に配慮したデザイン。側面には忍者が描かれており、一緒に記念撮影ができる「映えスポット」にもなっている。

 飲料のほか、カフェを経営する老舗和菓子店「深川屋」の銘菓「関の戸」や絵馬など、一風変わった商品も扱う。関の戸の自販機限定版として、木箱風の紙箱の5個入りと忍者が描かれた箱の3個入りを販売。いずれもおみくじが付いており、運勢占いも楽しめる。自販機で扱う商品は、売れ行きなどを見ながら随時入れ替えていくという。

 「関宿にいろんな世代の人を呼びたい」と、市観光協会副会長も務める深川屋当主の服部亜樹さん(58)。自販機側面の忍者は伊賀忍者の末裔(まつえい)、服部さんの遊び心。写真映えする見た目のインパクトに引かれ、多くの若者が関宿を訪れることを期待している。 (横田浩熙)