ジャンル・エリア : イベント | 富山 | 展示 2022年08月17日
割れやすいとして子どもたちから遠ざけられがちなガラスの器を大切に使ってもらおうと、富山市古沢の富山ガラス工房でショップ企画展「こどもの器展with animals」が開かれている。31日まで。
所属作家らの「小さい頃からガラス素材を身近に感じてほしい」との願いを受けて初開催。県内外の20人の作品約100点が並ぶ。
多くが子どもの手に収まりやすい小ぶりなコップやボウルなどで、親しみやすい動物をモチーフにした作品が中心。「moo」と名付けたグラスは黒色の斑点が散らばり、牛乳を注ぐと牛の体の模様のように浮かび上がる。象の鼻が立体的に伸びた青やピンクのグラスもある。
器は購入も可能。自身も子育て中で同工房担当者の竹林菜美さんは「4、5歳になれば多くの子どもが床に落としたりしたら駄目と分かってくれる。祖父母から孫へのプレゼントなど、普段とは違う層にも足を運んでほしい」と話す。
午前9時~午後5時に営業。27、28両日には3歳以上を対象に、スノードームを手作りするワークショップを開く。(問)同工房076(436)2600
(西川侑里)