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【福井】ちひろが描いた「あそびの記憶」 越前市の記念館で夏の企画展

ジャンル・エリア : イベント | 展示 | 福井 | 芸術  2022年08月16日

あそびの情景を描いた作品を紹介する夏の企画展「あそびの記憶」

 越前市天王町の「ちひろの生まれた家」記念館で夏の企画展「あそびの記憶」が開かれている。同市出身の絵本画家いわさきちひろが子どもたちの遊びの情景を描いた作品を中心に13点を紹介している。9月5日まで。
 
 作品は、現時点でのちひろの作品の色合いや風合いをデジタル情報として保存し、精巧に複製した「ピエゾグラフ」。今回は、ちひろが絵雑誌やカレンダーなどに発表した絵から、子どもたちが遊ぶ姿を描いた作品に焦点を当てた。
 
 「はないちもんめ」やたこ揚げなどで集団で遊んだり、1人で自由に折り紙を折ったりと、子ども時代の懐かしい記憶が思い出されるような作品を紹介している。
 
 企画展に合わせ、会期中限定で昔の遊び道具を販売するコーナーも設置した。シャボン玉やおはじき、紙風船、越前和紙の折り紙など昔懐かしいおもちゃが並んでいる。
 
 午前10時~午後4時。火曜日休館。入館料は300円で高校生以下は無料。
 (堂下佳鈴)

企画展に合わせて期間限定で設置した昔の遊び道具を販売するコーナー=いずれも越前市の「ちひろの生まれた家」記念館で

企画展に合わせて期間限定で設置した昔の遊び道具を販売するコーナー=いずれも越前市の「ちひろの生まれた家」記念館で