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【静岡】動植物、自然の姿に活写 森林公園で磐田の中山さん写真展

ジャンル・エリア : 展示 | 自然 | 静岡  2022年08月18日

1枚1枚ユニークなタイトルが付けられた自然写真展=浜松市浜北区の森林公園「森の家」で

1枚1枚ユニークなタイトルが付けられた自然写真展=浜松市浜北区の森林公園「森の家」で

 紅(あか)い宝石、イチジクじゃないよ、痛いかな?そんなユニークな動植物の写真タイトルが並ぶ作品展「あるがままの自然」が、浜松市浜北区の県立森林公園宿泊研修施設「森の家」ロビーで開かれている。すべて園内で撮影された作品で、動植物の営みが四季別に展示されている。31日まで。 (伊藤一樹)
 
 撮影者は磐田市海老塚の会社員中山康人さん(42)。中山さんは約5年前から同園で自然体験のネーチャーゲーム講師を務め、写真はその際、記録用に撮影した。展示は、蝶(ちょう)、清涼、色、寒さ・紅い色と四季それぞれを世界として表現して、撮影された時期が一目で分かるように工夫されている。
 
 写真は約40点で、いずれも普通なら見逃してしまう動植物の実態を切り取って紹介。木の枝に白い卵塊を産みつけたモリアオガエル、完熟して果皮が割れたアケビ、巣立ちを迎え、主がいなくなった鳥の巣などの作品が並ぶ。
 
 中山さんは「写真を見て、何かな?と疑問を持った後、調べたり、実際にフィールドに出ていろいろなものを観察してほしい」と話している。