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【富山】氷見の水辺に どんな生物? 海浜植物園

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | | 生き物  2022年09月30日

氷見の自然を再現した水槽などが並ぶ展示室=氷見市海浜植物園で

氷見の自然を再現した水槽などが並ぶ展示室=氷見市海浜植物園で

 氷見市海浜植物園の企画展「氷見の自然と水中生物展」が同園で開かれている。10月23日まで。(小畑一成)

 水田や浅海など身近な所にすむ生物を知ってもらおうと、初めて開催。園周辺の水路や川で採集した淡水魚など生体74種、標本118種が展示されている。

 会場ではアカネズミ、イシガメ、キタノメダカ、タガイ、ゲンゴロウ、スジエビ、アマモといった哺乳類、両生類、魚類、貝、昆虫、海草などを紹介。赤井賢成(けんせい)副園長が青森県などで発見した新種の湿生生物ムラサキトキンソウとミドリトキンソウが初めて公開されている。

 「氷見の浅海の生きもの」「十二町潟の自然」「昔の田んぼ」の3コーナーを大型水槽で再現。十二町潟のコーナーには1950年代を想定し、多年草のタコノアシや淡水魚のタモロコなどがある。

 植物と昆虫の観察会が10月9日に園近くの松田江浜で、トークライブ「氷見の豊かな水辺の生きものたち」が10日にそれぞれある。

 入園料は高校生以上500円、4歳~中学生300円。火曜休園。(問)同園0766(91)0100