ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 富山 2022年10月04日
「滞在型観光の拠点に」
氷見市中央町の昭和レトロビル3階に7日、ゲストハウス「眺めのいい部屋」がオープンする。 (小畑一成)
ビルは防火のために1968年に建てられた防災建築街区の長屋式3階建て。市職員だった林美湖さん(54)が空きビルだった建物を購入し、退職後の昨年11月、持ち帰り専門のスープ店を1階にオープンした。
ゲストハウスとして和室を6畳2間とダイニングキッチンに改装し、昭和に使われたテレビやミシンなどの調度品を配し、レトロ感あふれる部屋にした。富山湾に近い上庄川に面し、部屋からの眺望がいい。
定員4人。宿泊料は平日の素泊まり1泊1人1万円(別に清掃代3000円)。2人目からは7000円。内覧会が2日にあり、林さんは「景色やおいしいものを楽しんで、移住のきっかけや滞在型観光の拠点になれば」と話した。さまざまな体験ができる業者と連携したツアーを企画する。
2階も改装済みで、年内を目標にパフェやノンアルコールカクテルを提供する飲食店を開く。