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【愛知】臨場感醸し出す迫力の大判写真 全日本連盟が23日まで県美術館で展示

ジャンル・エリア : 展示 | 愛知 | 自然 | 芸術  2022年10月18日

迫力ある風景写真が並ぶ会場=名古屋・栄の県美術館ギャラリーで

迫力ある風景写真が並ぶ会場=名古屋・栄の県美術館ギャラリーで

 大判フィルムで撮影した迫力ある風景写真を集めた「全日本大判写真連盟第26回写真展」が18~23日、名古屋・栄の県美術館ギャラリーで開かれる。

 東海3県などの連盟の会員19人がはがき大からA3判程度のサイズの大判フィルムを用い、大型カメラで撮影した作品42点が展示される。B0などの特大サイズに引き伸ばし、プリントされているが、画質は極めて鮮明。御嶽山のふもとにソバ畑が広がる晩夏の開田高原や、秋色に燃える岐阜県揖斐川町の渓流の紅葉など、目の前に実際の景色が広がっているような臨場感を醸している。

 連盟は1995年、カメラ愛好家で東鮓(あずまずし)本店(名古屋市中区)社長の横井太郎さん(76)が発起人となって設立された。会員は関東や関西も含め26人。会長の太田達夫さん(85)は「デジカメ全盛の時代に大型カメラと大判フィルムにこだわり、高品質な作品と写真文化の継承に努めている。その迫力を楽しんでほしい」と話した。(小島哲男)