ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 静岡 2022年12月05日
お茶のブランド化の一環として浜松市茶振興協議会が展開する「秋葉山熟成茶」の初売り会が4日、同市天竜区の秋葉山本宮秋葉神社の上社であった。
秋葉山熟成茶は、5月~10月末の間、上社の本殿で保管し、灯明の火で焙煎(ばいせん)した茶。温度や湿度が安定した環境に置くことでまろやかな味わいになるという。市内の茶生産者4社が2015年度から生産、販売している。
境内に設けたテントに4社それぞれの商品を並べ、各担当者が参拝者に試飲を勧めて茶の魅力をPRした。
長谷川製茶(浜北区)の長谷川吉朗社長(66)は「今年は天候に恵まれ、熟成でさらに素直な香りのお茶になりました」と説明した。
商品は各生産者や周辺の店舗で販売。上社の売店では、4社の茶を飲み比べられるセットも購入できる。 (野瀬井寛)