ジャンル・エリア ： エンタメ | 展示 | 文化 | 近畿　 2023年03月17日

昭和４０年代の家庭を再現した展示

　昭和に親しまれたシングルレコードのジャケットや、当時の家庭を再現したスペースなどが並ぶ企画展「昭和のおもいで～秦荘有線放送シングルレコードコレクション～」が、愛荘町市の愛知川びんてまりの館で開かれている。２６日まで。期間中の週末は、展示しているレコードを聴けるイベントもある。

　レコードは、町東部の秦荘地域を中心に地域の情報を発信してきた秦荘有線放送が番組で使ってきたもの。２０２２年９月末の閉局の際に町が受け取った約１５００枚のうち、５６５枚を展示した。西城秀樹さん、坂本九さん、薬師丸ひろ子さんといったアーティストが並んでいる。

　また、ちゃぶ台や白黒テレビなどを置いて昭和４０年代の家庭の１室を再現した展示のほか、当時のレコードプレーヤーやラジカセも置き、昭和の思い出に浸ることができるようにしている。

昭和に親しまれたシングルレコードのジャケットが並ぶ会場＝いずれも愛荘町市の愛知川びんてまりの館で

　１８、１９、２５、２６の４日間は、いずれも午後１時半から先着２０人のリクエストを受け付け、会場でレコードを流す。館の担当者は「歌を口ずさんだりしながら青春を思い出してほしい」と話している。

　午前１０時～午後６時。月、火曜休館。入場無料。（渡辺雄紀）