【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【愛知】蒲郡の家康ゆかり史跡を紹介 観光協が「戦国歴史巡り之図」製作

【愛知】蒲郡の家康ゆかり史跡を紹介 観光協が「戦国歴史巡り之図」製作

ジャンル・エリア : まちおこし | エンタメ | 愛知 | 歴史  2023年03月20日

マップを紹介する蒲郡市職員=同市のナビテラスで

マップを紹介する蒲郡市職員=同市のナビテラスで

 蒲郡市観光協会は大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせ、市内にある戦国時代ゆかりの地を紹介するガイドマップ「蒲郡戦国歴史巡り之図」を作った。蒲郡駅北側の市観光交流センター「ナビテラス」や市役所、市博物館で配る。

 マップには、戦国時代に三河を支配した今川氏に従属した鵜殿氏に関する神ノ郷町周辺の史跡を紹介。鵜殿氏の居城があった「上ノ郷城跡」、三河統一を目指した松平元康(後の徳川家康)が陣を敷いたと伝わる「名取山」、鵜殿一族の霊をまつった石碑がある「正行院」などの場所が地図に示されている。

 他に、家康が幼い頃に今川氏の人質として駿河に向かう際に船に乗ったとされる「犬飼湊」(竹谷町)、家康の生母於大の方が2年暮らしたという「安楽寺」(清田町)、江戸城や市中を火災から守る役目を担った五井松平家の菩提(ぼだい)寺「長泉寺」(五井町)なども掲載されている。

 市観光まちづくり課の担当者は「市内を巡り、歴史資源が多くあることを知ってほしい」と呼びかける。 (西山輝一)