ジャンル・エリア : グルメ | 果物 | 特産 | 近畿 2023年06月05日
竜王町山之上の観光農園で、サクランボの収穫が最盛期を迎えている。好天の日曜となった4日、サクランボ狩りの家族連れらでにぎわい、近くの道の駅アグリパーク竜王の駐車場は満車状態が続いた。
サクランボ狩りは地元生産組合に加盟する4農園でできる。よろこび農園竜玉(りゅうぎょく)(谷村彰夫園主)では9品種を栽培。香夏錦(こうかにしき)や高砂は既に終盤で、豊かな甘みの佐藤錦や、歯応えがあって濃厚な甘さの紅秀峰(べにしゅうほう)がピークを迎えた。
従業員の大西柾樹さん(28)は「今年は不作の品種もあり、紅秀峰は平年の3割程度。でも、粒は大きめで、糖度も乗って味は上々」と話していた。園では30粒食べ比べを1人1500円(年齢制限なし)で楽しめる。
他の3農園では30分間食べ放題で中学生以上2300円、小学生1800円、幼児1000円。6月中旬ごろまで。5、12日の月曜は道の駅の直売所を営業し、サクランボ狩りに対応する。(問)アグリパーク竜王=0748(57)1311
(松瀬晴行)