ジャンル・エリア : 果物 | 近畿 2020年06月04日
竜王町山之上の農園で、サクランボが収穫期を迎えた。地元生産組合に所属する4農園では、5月29日からサクランボ狩りがスタート。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で来園者は少なめだが、初夏を彩る「赤い宝石」の味は上々という。
谷村農園では佐藤錦、紅秀峰、高砂、ナポレオンなどを栽培。好天に恵まれた2日は、店頭で品定めをする人やサクランボを味わって楽しむ人の姿があった。
友人3人と訪れた守山市の女性(36)は「毎年ここへ来るのが楽しみ。甘みが豊富でおいしい」と笑顔。谷村彰夫代表(41)は「経験のない暖冬や春先の不安定な天候で心配もあったが、収量は品種によってばらつきはあるものの平年並みです」と話した。
サクランボ狩りは30分間食べ放題で、中学生以上2000円、小学生1500円、幼児1000円。6月下旬まで。各農園のほか、道の駅アグリパーク竜王の直売所でも販売している。 (松瀬晴行)