ジャンル・エリア : グルメ | 果物 | 特産 | 近畿 2023年07月03日
竜王町山之上の観光農園で、桃が収穫期を迎えている。好天に恵まれた2日は、県内外から多くの人が訪れて、桃狩りを楽しんだ。
地元生産組合に加盟する7軒が計3.35ヘクタールで栽培する。桃狩りはフルーツパーク陽平と喜(よろこび)農園竜玉(りゅうぎょく)で体験できる。
フルーツパーク陽平では、柔らかく甘味が豊かな品種「日川白鳳」の収穫が始まり、木々の下にシートを広げて味わう家族連れの姿も。家族や友人ら計8人で訪れた京都市伏見区の飲食店経営の男性(35)は「とても甘く、みずみずしい」と笑顔を見せた。
7月中旬に「あまとう2号」、下旬には「あかつき」、8月には「まどか」へ食べ頃が順に移るという。園主の寺嶋陽平さん(29)は「数は平年より少なめだが、実は大きく味は上々。雨が心配だが、気温の上昇につれて、糖度がさらに乗ってくる」と話した。
食べ放題で中学生以上1700円、小学生1200円、幼児700円。喜農園竜玉では4個収穫体験が1500円で、8月中旬ごろまで楽しめる。(松瀬晴行)