ジャンル・エリア ： グルメ | 果物 | 特産 | 近畿　 2022年08月15日

ブドウ狩りを楽しむ来園者たち＝竜王町山之上のクローバーの会ぶどう園で

　竜王町山之上の観光農園で、ブドウ狩りが最盛期を迎えている。

　クローバーの会ぶどう園では、甘くてジューシーな看板品種の竜宝をはじめ、藤稔やシナノスマイル、ナイアガラなど１０品種を栽培。狩りはデラウェアやサニールージュが終わり、１４日から巨峰系で、酸味と甘味のバランスが程よいサマーブラックがスタートした。時折、雨が降る中、県内外から訪れた家族連れらが収穫を楽しみ、ベンチに座って味わっていた。

　同園を共同運営する吉田晴夫さん（７０）は「空梅雨の後に雨が続くなど栽培の難しい年だが、ここ数日で糖度も乗ってきた」と話していた。

　道の駅「アグリパーク竜王」によると、地元生産組合のぶどう部会に加盟する９農園が計３．８ヘクタールで栽培し、うち７農園で狩りができる。２時間食べ放題で、中学生以上１４００円、小学生１０００円、３歳以上の幼児７００円。問い合わせはアグリパーク竜王＝０７４８（５７）１３１１

　（松瀬晴行）