【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【三重】地元産きな粉をわらび餅に 伊賀の大山田農林業公社

【三重】地元産きな粉をわらび餅に 伊賀の大山田農林業公社

ジャンル・エリア : グルメ | 三重 | 特産  2023年06月06日

新たに開発した地元産のきな粉を使用したわらび餅と川島事務局長=伊賀市平田の大山田農林業公社で

新たに開発した地元産のきな粉を使用したわらび餅と川島事務局長=伊賀市平田の大山田農林業公社で

 暑さが厳しさを増す夏本番を前に、伊賀市の大山田農林業公社は、地元産大豆のきな粉を使ったわらび餅を新発売した。職員が手作業で一から製造し、きな粉をふんだんにまぶした。公社を代表する新たな主力商品に育てようと意気込んでいる。

 公社の主力商品は、巻きずしやあん餅など。わらび餅はさらにラインアップを充実させるため、昨年末ごろから半年間ほどかけて開発した。

 地元産大豆のきな粉には本来の風味を楽しんでもらうため、添加物を加えていない。あえて甘さを控えめにして、粉自体の味を引き立てた。

 わらび餅は黒砂糖、タピオカスターチ、本わらび粉を混ぜ合わせた。特徴はタピオカスターチのプルプルと軟らかい食感。黒糖を混ぜることで甘さも感じられるよう仕上げた。

 先月29日に発売。現在はJAいがふるさと直売所「とれたて市ひぞっこ」(平野西町)や産直施設「とれたて名張交流館」(名張市希央台2)など、伊賀、名張両市内の4店舗で販売している。今後、取扱店舗を増やしていくという。

 公社の川島潤事務局長(63)は「大山田産のきな粉を使い、主力商品となるよう願って開発しました。ぜひ味わっていただけたら」と呼びかけている。1個200グラム入り。350円(税抜き)。 (瀬里崎蒼馬)