ジャンル・エリア ： まちおこし | グルメ | 乗り物 | 愛知 | 鉄道　 2023年06月16日

生ビールで乾杯する試乗会参加者ら

　豊橋市の豊橋鉄道市内線（市電）に乗りながらビールや弁当を楽しめる「納涼ビール電車」の今季の運行が１６日に始まる。１４日に試乗会があり、専用車両がお披露目された。

　クリーム色と赤の豊鉄カラーで走る「３２０３号」の赤のラインを夏仕様の青に模様替え。車内も紙風船などで涼しげに飾った。新型コロナウイルス対策のため昨年まで設置していたアクリル板もなくした。

　試乗会では、当選した一般客を含む２２人が「乾杯！」の合図に合わせてビール入りの紙コップを掲げた。会社員の古市祥啓さん（６３）は「アクリル板もなくなり、元に戻った感じがする」と顔をほころばせた。

　通常便の運行は８月１７日までで、豊鉄によると既に９割ほどが予約で埋まった。より豪華な飲食を楽しめる「プレミアム便」（８月１８日から９月１７日）の予約受け付けは７月２９日から。

青のラインが入った今年の「納涼ビール電車」＝いずれも豊橋市の豊橋鉄道市内線駅前停留所で