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【愛知】名物「おでんしゃ」もマスク姿で 豊橋鉄道が運行開始

ジャンル・エリア : グルメ | 乗り物 | 愛知 | 鉄道  2021年12月10日

おでんしゃの車両=豊橋市駅前大通で

おでんしゃの車両=豊橋市駅前大通で

 屋台風に改装した車両で地元産品を使ったおでんを楽しめる「おでんしゃ」の運行が10日、豊橋鉄道市内線(市電)で始まる。市民や利用者に愛されてきた豊橋の冬の風物詩で今年で15周年を迎えた。

 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、定員を従来の30人から16人に減らした。乗降口にはアルコール消毒や検温機器を設置し、車内に仕切り用の透明シートを張った。飲み放題の生ビールはジョッキでなく、使い捨ての紙コップを使う。

 車両の正面は、花束でマスクをあしらい、車両の側面に描かれたマスコットキャラクターもマスクを着用している。8日夜にあったお披露目会では関係者ら10人が乗り、ビールと、だしの利いた熱々のおでんを味わった。

 企画した豊橋鉄道運輸営業課の大場孝浩副長(52)は「このようなご時世だが、安全安心に楽しめるよう配慮し、運行したい」と話した。おでんしゃは駅前電停を発着し、来年1月30日まで運行する。予約には若干の空きがある。(斎藤徹)