ジャンル・エリア : まちおこし | 愛知 | 自然 | 芸術 2023年07月03日
色とりどりの稲の葉で竜神と名古屋めしを表現した「田んぼアート」のお披露目会が2日、名古屋市港区西茶屋3の水田であり、親子連れらでにぎわった。
田んぼアートのデザインは、地域で古くからまつってきた竜神を中心に据え、周りにみそカツ丼や天むす、手羽先などの名古屋めしを描いた。
広さ約3400平方メートルの田んぼの1400カ所を測量し、デザインの原案に沿って赤と黄、オレンジ、黒、白色の葉を付ける古代米5種と、県のブランド米「あいちのかおり」を植え分けた。
田んぼアートの取り組みは、地元農家らでつくる「茶屋新田地域資源保全隊」が中心となり、2011年から恒例行事としている。同隊の布目勝隊長(65)は「ぜひ見に来て楽しんでほしい。地域のにぎわいにつながれば」と語る。
高さ10メートルほどの展望台を用意し10月まで一般開放しているが、穂が出始める前の今月下旬ごろまでが見頃という。場所はイオンモール名古屋茶屋から南へ徒歩約5分。 (篠塚辰徳)