ジャンル・エリア ： グルメ | 果物 | 特産 | 石川 | 野菜　 2023年07月05日

「カフェときどきバー・お宿たけだ」が提供する「タカラコガネ」をイメージしたじわもんソフト＝白山市鶴来日詰町で

　白山市は、夏到来に合わせ地元の食材「じわもん」を使ったソフトクリーム「じわもんソフト」のスタンプラリーを実施している。市内の１６店でスタンプを押してもらい、全店分を集めると、抽選で市内の道の駅で使える商品券が当たる。８月末まで。

　「じわもん」は「地元のもの」という石川県のお国言葉。市内の飲食店や菓子店を盛り上げ、地元の食材のＰＲにつなげようと昨年に続き２回目の開催。１６店舗でトマトやソバなどを使った計２６種類のじわもんソフトが対象。

　同市鶴来日詰町の民泊施設も兼ねた喫茶店「カフェときどきバー・お宿たけだ」では、「こびとづかんの町つるぎ」として知られる鶴来地域ならではのじわもんソフトが登場。頭から金粉を出すこびと「タカラコガネ」になぞらえたソフトクリームで、金粉と河内町産のきなこを使用し、タカラコガネをイメージした色や形に仕上げている。

　スタンプラリーの台紙は各店舗にある。異なる店のスタンプを３つ以上集め、店に置かれた応募箱に入れると、抽選で２２人に市内産の梨１箱、８０人にじわもんソフト１個の無料券が当たる。「１６店コンプリート」すると、抽選で２人に市内の道の駅３カ所で使える商品券５０００円分が当たる。

　市の担当者は「スタンプラリーで地元のおいしい食材を知ってほしい」と話している。（安里秀太郎）

スタンプラリーをＰＲする担当者ら＝白山市倉光で