ジャンル・エリア : 展示 | 愛知 | 生き物 | 自然 2023年07月18日
国内外の昆虫標本130箱と、生きているカブトムシやクワガタムシが見られる夏季企画展「見る・学ぶ・楽しむ昆虫展」が、みよし市歴史民俗資料館で開かれている。9月10日まで。
東郷町在住で名古屋市消防局に勤める石原伸宏さんが2012年に同館に寄託した標本から、チョウやクワガタムシなど一部を展示。石原さんが所属する名古屋昆虫同好会(同市)も協力し、会員が所有するコガネムシやカマキリなどの標本も並ぶ。みよし市内で採集したチョウをまとめた標本箱もある。
生きた昆虫は、10種類余りを展示している。17日は、見る角度によって色が変わるニジイロクワガタなどが並び、訪れた子どもたちが目を輝かせてのぞき込んでいた。名古屋市の名東保育園年長の児童(6つ)は「かっこよかった」とうれしそうに話した。
同館は月曜定休で、7月18日も休館。8月5、6両日は昆虫切り紙細工の展示や実演、生きた昆虫に触って写真が撮れるイベントが開かれる。この2日間以外は基本的には昆虫に触れないが、石原さんがいれば触れることもある。 (服部桃)