ジャンル・エリア : 展示 | 愛知 | 芸術 2023年07月24日
東海地方を中心とした折り紙や切り絵愛好家らの作品が並ぶ「創作折紙・切り絵展」が23日、尾張旭市城山町のスカイワードあさひ4階「ギャラリーあさひ」で始まった。入場無料。9月3日まで。
100羽の連鶴や立体的な動物の折り紙作品や、黒電話、柱時計などの「昭和遺産」を緻密に切り出した切り絵作品など約600点を展示。初日には5メートル四方の大型折り紙を使った実演もあり、「折紙探偵団東海友の会」のメンバー8人が約2時間かけて、旧約聖書に出てくる巨大な海獣「リヴァイアサン」を作った。折り方を考案した中村康佑さん(26)は「さざめく波間から出てくる様子を表現した。頭の突起部分が1番難しかった」と話す。
展示の主幹も務める同会の亀井浩平副代表(40)は「小学生から80代までが、お互いに刺激を受け合いながら自由に創作に励んでいる。ぜひ作品の幅を楽しんでほしい」と呼びかける。午前9時~午後5時(最終日は4時)。 (平木友見子)