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【愛知】多彩な表現、東海の伝統工芸品を集め 瀬戸の県陶磁美術館で企画展

ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 愛知 | 芸術  2022年02月07日

東海伝統工芸展の受賞作品など約70点が並ぶ会場=瀬戸市南山口町の県陶磁美術館で

東海伝統工芸展の受賞作品など約70点が並ぶ会場=瀬戸市南山口町の県陶磁美術館で

 2021年の東海伝統工芸展の受賞作品などを集めた「東海伝統工芸の今」(日本工芸会東海支部など主催)が、瀬戸市南山口町の県陶磁美術館ギャラリーで開かれている。13日まで。

 県美術館(名古屋市東区)で展示されていた約130点のうち、陶芸作品をメインに染織や木竹工など約70点が展示されている。陶芸では、国の重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品のほか、呉須の美しいグラデーションや釉薬(ゆうやく)の多様な表現が楽しめる瀬戸焼や志野焼などが並ぶ。

 白緑釉壺(つぼ)で愛知県教育委員会賞を受賞した岐阜県土岐市の加納真爾さんは「織部や黄瀬戸など大枠がありながら、作家それぞれが表現を追求し、工夫を凝らしている」と見どころを語る。午前9時半~午後4時半(入館は午後4時)。7日は休館。 (平木友見子)