ジャンル・エリア : イベント | 城 | 愛知 | 歴史 2023年07月28日
小牧・長久手の戦い(1584年)ゆかりの地の犬山市をPRしようと、市と市観光協会は8月1日から、金色でデザインした「御城印セット」を2000部限定で1000円で販売する。戦いの舞台になった犬山城、羽黒城址(じょうし)、楽田城址の3種類の御城印がセットになり、台紙でもある合戦帳に入れられている。
同じ組み合わせの御城印は今年3月にも販売し、その際は用意した合戦帳2000部が1カ月たたずに売り切れるなど好評だった。放送中の大河ドラマ「どうする家康」で間もなく、小牧・長久手の戦いが描かれる予定であることから、バージョンアップして再販売することにした。
金色のデザインは、戦いで徳川家康と相対した豊臣秀吉が黄金を好んだことや、ドラマで家康が金色の甲冑(かっちゅう)を着ていることにちなんだ。観光協会の担当者は「犬山城だけでなく羽黒、楽田にも、小牧・長久手の戦いにゆかりの地があることを知ってもらうきっかけになれば」と期待する。
春に販売した御城印セットは3カ所を回って集める必要があったが、今回は犬山城前観光案内所でのみ販売する。なくなり次第終了。(問)犬山駅観光案内所=0568(61)6000
(水越直哉)