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【三重】明治の教科書、松浦武四郎も紹介 松阪の記念館で「むかしの小学校展」

ジャンル・エリア : 三重 | 展示 | 歴史  2023年08月16日

展示された昔の教科書を説明する世古さん=松阪市小野江町の松浦武四郎記念館で

展示された昔の教科書を説明する世古さん=松阪市小野江町の松浦武四郎記念館で

 明治時代に小学校で使われていた教科書などを展示する「むかしの小学校展」が松浦武四郎記念館(松阪市小野江町)で開かれている。31日まで。

 時間割や算数、郷土史の教科書など10点ほどが展示されている。そのうちの1点で、三重県の偉人や歴史を紹介する「三重県史談」では松浦武四郎が紹介されている。

 近くにある松阪市小野江小が今年で創立150年を迎えることに合わせ、記念館が開いた。

 小野江小は松浦武四郎のおいである圭介が設立にかかわった。設立のための寄付を募ったほか、学区取締役という学校の予算編成や進級試験の監督を担った。

 同館学芸補助員の世古詩央里さんは「明治時代の時間割を見ていると、授業時間が1時間であったり、休み時間が運動の時間と決められているなど今の学校との違いがある。訪れた小学生に今との差を感じてもらえれば」と話した。(問)松浦武四郎記念館=0598(56)6847

 (木村光希)