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【愛知】福島正則の武勇訪ねて 没後400年、あまで肖像画や錦絵展示

ジャンル・エリア : 展示 | 愛知 | 歴史  2023年11月14日

福島正則の肖像画などが並んだ展示会場=あま市の美和歴史民俗資料館で

福島正則の肖像画などが並んだ展示会場=あま市の美和歴史民俗資料館で

 あま市出身の戦国武将、福島正則(1561~1624年)の菩提(ぼだい)寺菊泉院に残されている肖像画や木像などの展示会が、同市の美和歴史民俗資料館で開かれている。12月3日まで。

 没後400年を記念した式典が7月に菊泉院で開かれたのに続き、資料館で企画した。会場には、木造毘沙門天立像や1717年に奉納された正則の肖像画、活躍が描かれた江戸から明治期の錦絵など23点を展示した。

 毘沙門天立像は、福島正則が戦場に持っていったともいわれ、没後に家臣によって奉納されたと伝わる。金箔(きんぱく)なども残っており、武勇を象徴するように堂々と立つ姿を見せる。広島城主まで務めた正則が、家臣に宛てた直筆の書状も並んでいる。福島正則や市内から輩出した戦国武将らについて解説した小冊子を1冊100円で販売。24日午後2時から、正則ゆかりの場所を巡る散策会もある。参加費無料。(問)美和歴史民俗資料館=052(442)8522

 (吉田幸雄)