ジャンル・エリア : イベント | オブジェ | 甲信越 2023年12月15日
安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区に、来年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんだ竜の大きな作り物が展示され、来園者に間もない新年の訪れを感じさせている。来年1月28日まで。
作り物はあづみの学校玄関ホールにお目見えした。高さ3メートルと見上げるほどの大きさ。地元の穂高神社の御船祭で奉納する人形を手がける中嶋清隆さん(60)が、公園内で取れた稲わらとコキア(ホウキグサ)を使って制作した。
ふわっとしたぬくもりある風合いと、上を向いて天に昇るような勇猛な姿が特徴。公園管理センターの担当者は「年賀状用の写真にもどうぞ」と観覧を待っている。
16、17日にはあづみの学校社会科教室で、わらを使った手作り体験イベント「正月飾り作り」がある。定員は各日先着20人。参加費はサイズ別に大500円、小300円。別に要入園料(中学生以下無料)。(問)同センター=0263(71)5511
(逢沢哲明)