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【愛知】豊田の御城印、リニューアル 大桑城を加え全12城に

ジャンル・エリア : | 愛知 | 歴史  2023年12月15日

完成した御城印を紹介するツーリズムとよたの職員=豊田市小坂本町で

完成した御城印を紹介するツーリズムとよたの職員=豊田市小坂本町で

 一般社団法人「ツーリズムとよた」は、豊田市内の城(城跡)を訪れた人が記念に購入する「御城印」をリニューアルした。これまで販売がなかった下山地区の大桑城も加わり、全12城となった。市民に城跡を探訪してもらい、地域の魅力の「再発見」につなげる。

 御城印の企画は、NHK大河ドラマ「どうする家康」の放映を機に、松平家発祥の地・豊田の城も知ってもらおうと同法人が立案。昨秋から地元の高校生らとともに制作を続けてきた。リニューアル版では各地域の観光協会が城を選定。制作には豊田書道連盟所属の書家4人と、同市足助地区のデザイナーが協力した。

 12城は大桑城のほか、七州城や上野城、足助城、市場城、武節城など。全種集めて並べると、裏面にある言葉が完成するという。ツーリズムとよたの担当者は「あまり知られていない豊田の魅力を知ってほしい」と話す。

 1枚500円。松平東照宮や道の駅どんぐりの里いなぶなど、城近くの観光施設で販売中。18日からは名鉄豊田市駅前の商業施設「T-FACE」B館2階でも扱う。なくなり次第終了。(問)ツーリズムとよた=0565(85)7777

 (大谷津元)