ジャンル・エリア : グルメ | 三重 | 特産 2023年12月21日
伊勢市のおかげ横丁に16日、県の銘柄鶏「伊勢赤どり」を使ったメニューを楽しめる鳥料理専門店「横丁とりぶん倭(やまと)」がオープンした。県内外からの観光客に地元の食材を味わってもらおうと、横丁を運営する伊勢福(同市)が出店した。
伊勢赤どりは県内の限られた養鶏農家のみで、一般的な飼育期間の1.5倍となる約75日間をかけてじっくりと育てて出荷される。適度な歯応えやうまみが特徴だという。
桑名市の創業60年の鶏肉専門店「鳥文」から仕入れた伊勢赤どりを使う。もも肉を備長炭で焼き上げた「炭火焼重(上)」(2000円)や「とりカツ定食」(1800円)、「紅白親子丼」(1200円)などを提供している。伊賀米のご飯や熊野市産の一味など県産食材にこだわっている。
担当者は「素材の良さを最大限引き出せるメニューを考案した。全国からのお客さまに満足してもらえるような料理とサービスを提供したい」と話している。
年中無休で営業時間は午前11時~午後5時(オーダーストップは30分前)。(問)同店=0596(24)0910
(清水大輔)