ジャンル・エリア ： スポーツ | 岐阜 | 自然　 2024年01月11日

スキーやスノーボードを楽しむ人たち＝飛騨市河合町で

　飛騨市河合町の飛騨かわいスキー場が１０日、今季の営業を開始した。初日には親子連れらが訪れ、スキーやスノーボードを楽しんでいた。市内のひだ流葉スキー場も１２日にオープンする予定で、ようやくウインタースポーツの季節が到来する。

　飛騨かわいスキー場は標高約１０００メートルにある。昨年１２月２３日に開業予定だったが雪不足で延期していた。７日からの寒気による降雪で雪が積もり、１０日は第３リフトが利用でき、午後からは第４リフトも稼働させると喜ぶ来場者の姿もあった。１２日まではリフト１日券（１０００円）のみ販売する。

　スキー場を運営する第３セクター「飛騨ゆい」の前田幸憲さんは「ようやくオープンでき、不安もあるけどまずはお客さまへの感謝でいっぱい。来てくれた人たちに楽しんでもらえるようにしたい」と意気込んだ。

　ひだ流葉スキー場は現在のゲレンデの状況だと、全面で滑走ができる見通しだという。運営する「ｎｅｗｆｌｏｗ」の新家行夫社長は「山頂ゲレンデは十分積雪があるので、ぜひ楽しんでほしい」と話した。１２日はサービスデーでリフト１日券が大人１５００円、子ども１０００円。（吉本章紀）