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【滋賀】色鉛筆やアクリル絵の具で猫 米原のイラストレーター、愛荘で個展

ジャンル・エリア : 展示 | 芸術 | 近畿  2024年02月05日

色鉛筆などで猫を描いた作品と、かとりさん=愛荘町市のるーぶる愛知川で

色鉛筆などで猫を描いた作品と、かとりさん=愛荘町市のるーぶる愛知川で

 米原市在住のイラストレーター、かとりみわさん(59)の個展「ねこを描く」が、愛荘町市のるーぶる愛知川で開かれている。さまざまな種類の猫を、色鉛筆やアクリル絵の具で描いた作品が展示されている。29日まで。

 個展は、「殺処分されているペットがいることを知ってほしい」と、動物愛護の啓発への思いも込めて開催。避妊去勢手術をした印として耳がカットされた猫を描いた「さくらねこ」や、保護された2匹の猫をやわらかな色彩で表現した「ぽこちゃんとぺこちゃん」などが並ぶ。

 大学で音楽を学び、福祉施設などで演奏活動に励むかとりさんは、4年ほど前から猫を本格的に描き始めた。展示されている作品の一部はその場で購入でき、売り上げの一部は動物保護団体に寄付される。

 かとりさんは「保護活動を知ってもらうとともに、色鉛筆とアクリル絵の具の印象の違いも見てもらいたい」と話している。午前8時~午後5時。最終日は午後3時まで。会期中無休。 (鈴木美帆)