ジャンル・エリア : 富山 | 水族館 | 生き物 | 自然 2024年03月11日
原料に不育サンゴ活用 魚津水族館「関心持って」
魚津市の魚津水族館は、サンゴが原料の飲料容器「海のマイボトル」を館内で販売している。沖縄県宮古島での保全活動で養殖しながらも、うまく育たなかったものを活用している。
アサヒグループのアサヒユウアス社(東京)が作った。サンゴの絵と水族館のロゴがデザインされている。420ミリリットルサイズで、食洗機で洗える。
税込み3000円で、うち100円がサンゴの養殖活動をしている団体に寄付される。館内のサンゴ礁コーナーの脇にはサンゴの現状を伝えるパネルも掲示してある。
サンゴ礁担当飼育員の小野理子さんは「サンゴでできたボトルを持つことで、サンゴの保護活動や環境問題に関心を持つきっかけになれば」と話している。 (島崎勝弘)