久留米の"昭和"を感じる食堂
2014年1月22日
先週1/18(土)新年会で久留米へ。福岡市内から一般道で1時間弱、昭和初期から続くレトロな食堂で昼ご飯。
「松尾食堂」は、繁華街の路地裏にひっそりと佇んでいます。映画のセットのようで、中から高倉健さんや寅さんが出て来そう。
店内もまさしく"昭和"で、椅子は旧型客車のようです。注文時に年季の入ったお茶入りやかんが登場。
メニューは、4つの丼と吸い物のみ。
小ぶりの器は、その昔、丼が高級な食べ物だったことを表していますね。そういえば、刑事ドラマで自供した犯人が泣きながら食していたのも、こんな丼だったような(笑)。
肉丼の玉子入り。牛ひき肉を九州の醤油で、甘辛く煮込んでいます。玉子の甘さとの絡みが絶妙。
かつ丼は大ぶりの豚カツに、ふんわり玉子。これぞ丼という味です。
地元の年輩の方に加え、若いお客さんも来店されていました。
次回は、久留米の温泉を紹介します。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。