「SL人吉」肥薩線八代→人吉乗車
2017年5月24日
新設された観光列車「かわせみやませみ」に人吉駅から八代駅まで乗車。今度は「SL人吉」に乗り換え、再び人吉駅まで1時間30分ほど。こんな乗り方するのは鉄道好きだけでしょうね(笑)。
八代駅に「かわせみやませみ」が遅れて到着したので、息せき切らして「SL人吉」に乗り込みました。
私たちの席は2号車の2人用座席。車掌さんのスタンプは「SL人吉」オリジナル。
周囲の乗客が、アジア系外国人の方ばかりで驚きました。
1927(昭和2)年まで鹿児島本線だった肥薩線には、鉄道遺産が数多く残っています1908(明治41)年に造られたアメリカ製の鉄橋、第一球磨川橋梁を渡ります。
人吉駅前の弁当屋さんで買った駅弁を開きます(上)。栗めし(中)、鮎寿司(下)。どちらも素朴な味わいで、蒸気機関車の旅にぴったりです。
「SL人吉」には、1号車(上)、3号車(下)にインテリアの異なる展望ラウンジがあります。
途中の白石駅、一勝地駅の停車時間に大正生まれの8620型蒸気機関車、通称ハチロクを眺めました(上・中・下)。
発車まで、機関助士さんが点検中。
球磨川沿いを進みます。車窓から、たなびく煙も見えました。
間もなく終点・人吉駅。駅構内にある鉄道遺産、ハチロクの向きを変える転車台(上)、石造りの機関庫(下)。
人吉駅に到着した「SL人吉」。八代駅まで乗車した特急「やませみかわせみ」は、隣りのディーゼルカー・キハ47型からの改造です。
降車した乗客たちが集まり記念撮影(上)。今度は天気が良いときに乗りたいですね(下)。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。