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ニューヨーク 車には優しい街だが

2018年03月06日

 ニューヨーク州の運転免許を取り、取材や休暇の行動範囲が広がった。都市部では慢性的な渋滞にウンザリさせられるが、郊外に出れば広大な自然と四季を感じながら快適に走れる。車の維持費も有料道路も安上がりで、米国は運転好きにとって好ましい環境がそろっている。

 たとえば燃料代。近所の給油所では、日本で言うレギュラーガソリンが1リットル80円程度で、ペットボトルの水より安いほどだ。高速道路は大半の区間が無料。日本自動車連盟(JAF)の資料によると、自動車にかかる税金は、実に日本の34分の1にすぎないという。

 しかし、好事魔多し。ある日曜日の夜、ニューヨークで縦列駐車の隙間に車を止めた。休日は無料で駐車できる道路脇だ。所用を済ませて車に戻ると、フロントガラスにオレンジ色の封筒が・・・。「駐車違反」。暗がりの中で全く気づかなかったが、ちょうど消火栓の前だった。

 罰金は115ドル(約1万3000円)。こちらも日本の放置駐車違反の罰金より抑えめではあるが、さすがに喜べなかった。ちなみに、日本の道交法でも消火栓の5メートル以内は駐車が禁止されている。ご注意。 (赤川肇)

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