ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 福井 2018年07月12日
小浜市のおばま観光局は、調味料「へしこバーニャカウダ」や和菓子「梅ふわもち」など4商品を、新しい土産物として開発した。「若狭もん便り」として、14日から市内の道の駅若狭おばまと、蘇洞門巡り乗り場の若狭フィッシャーマンズワーフで発売する。
へしこバーニャカウダは発酵、熟成した1年もののサバのへしこを活用。ミンチ状にして牛乳やオリーブオイル、黒こしょうで味に深みを加えたという。野菜サラダやパンのソースとして楽しめる。
梅ふわもちは、福井梅の果肉をあんにして、もちでくるみ、マシュマロのような食感に仕上げた。
残り2品は、サバ3切れをレトルトパックにした加工品「若狭おばまの醤油(しょうゆ)干し」と名水・雲城水(うんじょうすい)の和菓子「くずもち」。常温で保存できるようにしたのが新しい取り組み。
価格(税込み)は梅ふわもちとくずもちが1個250円、醤油干しは540円、バーニャカウダは1瓶864円。
観光局が観光庁の補助を受けて昨年秋から市内3業者と試作を繰り返してきた。若狭湾の魚介類が、主に京都で「若狭もん」として取引されており、これにあやかってブランドを名付けた。担当者は「比較的若い人に受けるよう商品化した。新商品を増やしていく予定で、ピザなども考えている」と話している。
(池上浩幸)