ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 福井 2023年02月27日
嶺南のブランド魚を嶺北の住民にも知ってもらい消費拡大につなげようという、第2回「ふくい鮮いちば 若狭のええ魚(とっと)市」が25日、福井市中央卸売市場敷地内の同いちばで始まった。
来春の北陸新幹線県内開業を視野に入れ、ブランド魚の認知度向上も目指す。鮮魚店や食堂など6店舗が参加し、新鮮な敦賀真鯛(まだい)や小浜よっぱらいサバ、若狭ぐじ、若狭まはたやこれらの魚を使った料理を提供している。
若狭まはたをさばいて姿盛りの刺し身にした鮮魚店「美味食卓 さくだ屋」を経営する山下水産の山下一信社長は「脂がのっていてしゃぶしゃぶでもいける。おいしさを消費者に広く知ってもらえれば、われわれも嶺南の魚をいつも扱えるようになる」と話していた。
若狭のええ魚市は3月4日までで、1日は市場休場日。4日には嶺南市町による水産加工品の販売もある。
(松田士郎)