ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 芸術 | 静岡 2018年07月26日
伝統的な「注染(ちゅうせん)そめ」の技法で仕上げた手ぬぐいの展示販売会が、浜松市浜北区染地台のぬくもり工房で開かれている。入場無料。31日まで。
注染そめは、細長い注ぎ口のある専用のやかんを使い、布地に染料を流し込んで模様や柔らかな色合いを表す技法。喜多屋商店(中区)はカクテルの「カシスソーダ」をイメージし、ピンク色の背景に白い水玉模様をあしらった新作などを出品。アルニコ・インディゴ(同)は古代の壁画をモチーフに、踊る人やたき火などを描いた異国情緒あふれる手ぬぐいを展示した。
ぬくもり工房の担当者は「ほかにも金魚やラムネをデザインした夏らしい手ぬぐいをそろえた。タオルの代わりに使ってほしい」と話す。
水曜定休。最終日は午前のみ。問い合わせは、ぬくもり工房=電053(545)6391=へ。
(西山輝一)