ジャンル・エリア : イベント | 展示 | 近畿 2019年03月11日
東日本大震災の被災地を着物を通じて支援する「被災地の女性手仕事作品展」が11日から3日間、草津市大路のエルティ932 2階で開かれる。
被災した岩手県の女性たちが、全国から着物の寄付を受けて作ったバッグや帽子、ランチョンマットなど多彩な布製品を展示、販売する。制作活動に使うため、使わなくなったウールや木綿の着物の寄付も受け付ける。収益の全額や、寄付された着物は岩手県の被災者に送られる。
エルティ・ガーデン商店会が主催、NPO法人「きものを着る習慣をつくる協議会」が協賛して開催し、4年目。昨年は500枚の着物が集まり、収益15万円を被災地に送った。
同協議会の増倉昭二専務理事(71)は「皆さん、手間をかけて制作してくれている。使わない着物で被災した方に喜んでもらえるので、ぜひ寄付をお願いしたい」と呼び掛けている。
(岡屋京佑)